帰宅部の思い出
私は高校時代、帰宅部でした。
帰宅部と聞くと地味な高校生活を想像するかもしれませんが、私の高校生活はあながちつまらないものでもありませんでした。
私の通っていた高校はやや特殊で、部活に所属しない人がかなりの割合でいました(2割程度)。
その2割の人たちの中である種のコミュニティーができ、その人たちと放課後の時間を過ごしました。
例えば、コメダ珈琲には頻繁に行きました。
シロノワール早食い競争など、しょうもないことをたくさんしました。
また、神社にもよく行きました。
私たち帰宅部は、毎週水曜日に高校から3キロほどの場所にある全国的にも有名な神社に参拝することを習慣にしていました。
この習慣は3年間通して続きました。
また、卓球部や将棋部、生徒会などの仲間がいる部活に入り浸っていました。ある種のゆるい雰囲気の中で練習に参加させてもらえたのはとてもありがたいことでした。
一緒に放課後や休日の時間を過ごし、大変だった大学受験も乗り越えた帰宅部の仲間たちとは今でも交流があります。
立派な思い出とは言えないかもしれませんが、
部活と言う枠にとらわれずに楽しく高校生活を過ごさせてくれた高校や
仲間たちに深く感謝しています。